経営次進塾スタッフブログ

【第15期/第6回】「自社の経営計画」発表と全講義の総集編

第15期「経営次進塾」第6回(最終講)が4月20日(金)と21日(土)の2日間にわたって開催された。

半年間にも及ぶプログラムの最終講として、これまで学んできたことを踏まえ、各自が自社の経営計画を発表した。

自社の経営計画発表

経営計画とは、自社の未来の成長計画である。そのことを社員に伝えるためには、未来を見てきたかと思わせるような確信を持ち、自信を持って語りきることが大切だ。

計画内容にいくら自信があっても、たどたどしい言動だと、伝わるものも伝わらない。納得のいく発表をするには、繰り返し練習するしかない。

また、練習することで、相手に伝わるプレゼンができるだけでなく、その内容を経営者自身の奥深くにすり込むことにもつながる。

発表時間は、一人30分。発表はスライドとムービーを使って行った。どの発表もしっかりと練られており、ムービーの作り込みにも創意工夫が見られた。一人ひとりがこの半年間で学んできたことの全てを出し切れたように感じた。

次進塾で経営について学んできたことは、単なる座学ではなく、各自の目の前の経営という大きな課題に対し、真正面から真剣に取り組んでいく、そんな時間だったといえる。

経営者としての道を歩んでいくうえで、ここで学んできたことが必ずや生かされることだろう。

働き方改革

お昼休憩を挟んで、働き方改革について、日本電産の取り組みを例に考察を行った。日本電産永守CEOいわく、ハードワーク自体が間違っているのではなく、生産性が低いまま長時間働くことが問題であるとのこと。

つまり、働き方改革とは生産性向上への取り組みである。生産性とは、従業員一人の粗利のことだが、海外では日本よりも労働時間が短いにもかかわらず、生産性は日本よりも高い状況だ。

これを改善するための取り組みについて学んだ。生産性を下げる大きな要因の1つは、上司とのコミュニケーション不足。

日本電産では、上司がやる気とスキルの2軸で部下をポジショニングし、仕事を任せる、支援するなどのアプローチを判断して、コミュニケーション不足の解消に努めている。このほか、会議の7つの心得、発注先との連絡スキームの見直しなど、自社の働き方改革を考える上でも参考になった。

未来をつくる経営ノート

「未来をつくる経営ノート」とは、武沢先生がこれまでの経験を踏まえ作られた、経営について「考え」「決め」「行動する」ためのノートである。ノートには、「経営理念を掲げる」などの12テーマについて、8つの質問からアプローチする。

12のテーマはどれも経営者にとって不可欠なものであり、考えを整理し、決めて、行動をするための強力なツールになる。

特別講座と修了証書授与式

石原塾長による特別講義が、いま塾長に聞きたいことと題して、セッション形式で行われた。各自がそれぞれ直面している課題、疑問に思っていることなどを出し合い、それを解決するヒントや手法について、様々な視点からアドバイスがあった。

今後経営者としてどう生きていくかについて考える有意義な時間となった。

そして、特別講義あとには、修了証書授与式が行われた。経営次進塾は「最強の経営計画をつくること」を目的としたプログラム。今日の午前に行われた発表で、受講生全員がその目的を達成した。

修了証書は、メイン講師である武沢先生より一人ひとりに手渡された。修了証書を手にした受講生は、みな達成感に満ち溢れている様子。忙しい合間を縫って、それぞれが全力で取り組んできたからこそであろう。

授与式のあとに行われた武沢先生による総括の中で、経営者にとって必要な学びとは、起業家的に学ぶことだ、という話があった。

当たり前だが、学生的な学びではなく、何か少しでも学んでやろうという姿勢が必要である。問題点や良くなかったことにフォーカスするのではなく、得られたものは何かにフォーカスする姿勢が大事である。

これから様々な学の場があると思うが、そのような姿勢で臨んでいきたいものだ。

 修了パーティー

夜には、修了セレモニーが「庭のホテル」にて行われた。

「庭のホテル」は、2009年オープンの比較的新しいホテルだが、1935年に開業した旅館森田館をルーツに持つ、歴史あるホテル。

和風で落ち着いた雰囲気からは、隠れ家的な趣が感じられ、修了パーティーの場としてもふさわしい会場だった。

次進塾全プログラムの振り返り

2日目は、これまで学んできたことの総集編。第1講では、経営理念(方針)について考えた。経営者としてどうなりたいのかと質問されたときに、経営理念が自然に出てくるようになることが理想である。

また、経営理念は、子どもでも理解できるよう語れることが大事だ。理念とは、経営者そして社員にとって求心力となるべきものあるにもかかわらず、捉えどころのないものになりがちだ。経営者自身が具体的なイメージを持っておくことは必須である。

第2講は、マーケティングがテーマ。顧客創造の6つの視点を振り返るとともに、各自が自社の製品・サービスについて改めて考えた。

第3講で学んだのは財務計画。BSとPLを中心に、自社の数値管理について再度確認をした。

第4講では、内部管理について、採用方針、社内教育方針など、必要な方針とその立て方について復習。

そして第5講では、各自が策定した自社の10年戦略について振り返った。

これらはどれも大事であり、一言でまとめることはできないが、簡潔にまとめるなら、経営者は、数字(財務計画)、販売(顧客創造)、人事(管理)の3つに強くならなければならない、ということである。

最後に竹沢先生からの、「みなさんは、もういつでも経営者としてやっていけます。自信をもって取り組んでいってください!」とのエールで、第15期次進塾も無事修了となった。

■最後に

毎回そうだが、今回の次進塾でも、受講生の間には固い絆が生まれた様子であった。共に切磋琢磨してきたことで生まれたこの絆は、今後の人生において宝ものになることは間違いない。また、事務局としても修了したみなさんを、引き続きサポートいく。具体的には、四半期に一度のペースで実施される「アドバンスコース」。学びを継続させることでさらなる成長が期待できる。共に学び、切磋琢磨しながら成長できるこの仕組みを有効活用してほしい。

最後に、第15期も無事に修了を迎えた。今回も色々な出来事があり、素晴らしい半年だった。第16期次進塾でも、また新たなドラマが生まれることであろう。事務局としても大変楽しみである。

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