経営次進塾スタッフブログ

【第13期/第4回】『内部管理と教育』『予実管理と会議』

第4回。いよいよ次進塾も折り返し地点を過ぎました。講義開始前の時間も、メンバーこの2日間のテーマは、『内部管理と教育』『予実管理と会議』です。

今回、塾生に何を学んでいただきたいか?それは、『利は管理にあり』ということです。

前回までに、経営理念・経営方針を策定し、顧客をどう創造していくかに向き合い、数字目標を実際に立ててきました。なぜ、ここに来て「管理」なのでしょう?

それは会社という組織が、停滞することなく走り続けるため。そして、パフォーマンスを上げ続けるため。 そのために、組織の制度や仕組みが「要」になってくる瞬間がどんな会社にも訪れるからなのだそうです。

皆さんの会社の制度や仕組みは、会社を走らせ続けるために、適切なものになっているでしょうか?

どんな2日間になったのでしょうか?早速レポートしてまいります。

宿題を発表し、質疑の中でブラッシュアップから

今回は、講義のスタートは、 それぞれの受講生が作成してきた 「予実管理表」を元に、5年後の目標と見通しの発表。

作成時に迷った箇所、数字をまとめながら見えてきた可能性をシェアしました。 そして、武沢先生からの質問、受講生同士の質問で、クリアにしながら、予実管理表の精度を上げる。前回の振り返りと1か月の向き合いを際立たせる時間です。

「遠足」は一番足の遅い子のスピードになる

「遠足」は一番足の遅い子のスピードになる。 こんな一言から始まった武沢先生の講義。 どういうことでしょう?

それは「会社の実力も一番弱い部門の実力になる」ということ。   中小企業は特に、管理部門の実力が、営業や企画などに比べて弱くなることが多いとのこと。

そうなると、管理部門が担当している課題が、会社・組織にとっての「ウィークポイント」になるというわけです。

社長の実力は、会社の実力

一方、武沢先生はこうもおっしゃいます。

「社長の実力がそのまま会社の実力になる」

つまり、社長自身が、会社にある資源(人材や設備・技術など)をどう活かすか?

仕組みをどう会社のために活かすか?製造プロセスも、開発プロセスもマーケティングも、予算作成も、事業計画も、人事制度も、給与制度も、どんな仕組みに落とし込む決定をしているのか?

それこそが社長がやらなくてはいけないことだといいます。

今回は、特に、中小企業のウィークポイントになりがちな「管理部門」の勉強です。

①人材づくり ②組織づくり ③仕組みづくり

どんな講義になったかといえば

  1. 人材の採用について(金のわらじを履いてでも探したい人材)
  2. 自分の右腕になる人間を見極めるポイント
  3. 採用戦略の視点と整え方
  4. 人材教育にかける予算をどう考えるか?
  5. 社員の評価と処遇、賃金をどう考えるか?
  6. 社風を作り出すための視点と事例

では、この講義を聞いたうえで、具体的にどういった方針と施策を立てていくことが必要になるのでしょう?ここが今回の2日間のポイントです。

前3回、経営理念をたて、顧客創造の計画をたて、目標に落とし込んできた過程を経てきたからこそ、制度や仕組をどうするべきか?が見えてくる。だからこそ、改めて自社を振り返って、これまでと違った視点から眺めてみる時間となりました。

そして、次進塾では、この「どうするべきか?」をただの講義で終わらせないところが特色です。塾から帰って自分でやるだけではなく、いったん、塾の最中に自分の頭を振り絞ってみるわけです。講義を受け、疑問や感じたことを発言し、武沢先生・塾生から質問を受け、実際に取り組む。

そして塾生からの武沢先生への質問に次ぐ、質問。

新しいものが生まれていく濃厚な時間があっという間に過ぎていきます。

そして、また自分だけの最新最強の経営計画のための1ページが出来上がったようです。

特別ゲスト:千葉徳次郎先生

次進塾の大きな目的として、「経営者・リーダーとしての自覚」について、問いかける時間を設けています。

これは、ビジネス書やビジネスセミナーでは、滅多に問われない問いを自分に投げかける時間となります。

翌日の受講生の感想からは、「自分がどう生きるべきか?という人間としての生き方に立ち戻った。」「損得ではなく、善悪で考えるという生き方を改めて考え直した」「自分の命よりも、国民の命を守るという使命感に支えられた姿勢を見て、自身の使命をどこに置くか考えさせられた」とのこと。

受講生の語りを聞くと、どうやら思考に響いたのではなく、肚の奥底にある何かを揺さぶられたようでした。

「なぜ、千葉先生のお話を塾生に聞いていただくのか?」

それは、命の懸かった現場で、 「リーダーたるものはどうあるべきなのか?」 という自衛官ならではの「統率者としての心得」 に触れ、今一度、ご自身の経営者としての姿勢を 振り返っていただきたいからです。新たな刺激。新たな世界。 次進塾生の特権とも言える時間です。


特別ゲスト:井上健一郎先生 組織マネジメント講義

CK PLATにおいて、10年に渡り、中小企業の組織マネジメントや評価制度の支援を続けている井上健一郎先生をお招きしました。

会社の創業年数や規模、事業などによって、組織にどういった課題が出てくるかは、また異なってきます。 ご自身の会社に起きている組織や人の課題をどう捉えるのか?

そして、目標に向けて、パフォーマンスや生産性をどのように上げていくのか? 今回は、基本的なその手法とヒントを学びました。

「発展できる組織は、変わることができる組織」という一言から始まった特別講義。

組織として変わらずにあるべきもの、変わるべきものがあると言います。そのポイントを押さえておかないと、発展のための変化が起こりにくい会社になる。

また、組織はいつも2つの要素を抱えていると言います。

それは

  1. 「組織としての目標」
  2. 「社員個人としての欲求充足」

組織に起こる課題の多くは、この2つの間に 何らかの問題が生じているからだと井上先生はおっしゃいます。

だから、目標の立て方、伝え方、扱い方、社員との関係性の作り方、個人の欲求の種類など、知っておけば思いわずらわされないことが実はたくさんあるそうなのです。

経営者として、また組織のリーダーとして、No.2や右腕、管理職を育てるためにも押さえておきたい講義になりました。

0
  関連記事
  • No related posts found.